■ 日 時 : 2014年12月7日(日)11:15 - 13:15
(時間にご注意ください!)
場 所: 名古屋駅西 カフェぶーれ
(名古屋市中村区椿町6-27 ホテル ル・ウエスト1階)
名古屋駅新幹線口から西へ徒歩2分
テーマ: 「女性の活躍」ってなに?
(通常のぶーれ企画「メタ哲学カフェ」ではありません。)
進 行: 三浦隆宏 (カフェフィロ)
参加費: カフェぶーれでの飲食代実費(300円~)
定 員: 12名(定員に達したので、申込を打ち切らせて頂きました。)
申 込: 不要 (ですが、人数把握のため、事前に参加のご意志がある場合はなるべく参加申込みをお願いしております。)
備 考:
① 哲学カフェ終了後は隣のお店に場所を移してランチ懇親会を予定しています。お気軽にご参加ください。
※また、この日は午後14:30から覚王山にて「哲学パーティ」という催しも開催されております。興味ありましたらこちらもご参加されてみては?)
② 開催場所(カフェぶーれ)はAM11:00開店です。それまではCLOSEDの札が出ていますがお休みではありません。
③ ホテルのロビーは宿泊者用ですのでご利用をご遠慮ください。
④ 参加者皆さまのご許可をいただいて写真撮影(ホームページその他での報告のため)と対話の録音(研究のため)をさせて頂いております。
⑤ 100円程度の寄付を参加者有志からうけつけています。(詳しくはこちらを)
《ご案内》
最近、「女性の活躍」という言葉をよく耳にしませんか。たとえば安倍政権は経済成長戦略の柱の一つとして「女性活躍推進」を掲げ、主婦の再就職支援などに国として取り組もうとしています。 女性や高齢者の労働参加率が改善しないと、将来の国の労働力人口が2060年には3800万人弱にまで減ると試算されているからです。しかし、女性の活躍=「就労」とは限らないでしょう。 とはいえ、女性の活躍=「家事や育児」という考えも、いまやあまり支持されないはずです。これからの社会で「女性が活躍する」とはどういうことなのか、なにがこれまで「女性の活躍」を阻んできたのか、みなさんと考えてみたいと思います。
■ 日 時 : 2014年12月7日(日)11:15 - 13:15
(時間にご注意ください!)
場 所: 名古屋駅西 カフェぶーれ
(名古屋市中村区椿町6-27 ホテル ル・ウエスト1階)
名古屋駅新幹線口から西へ徒歩2分
テーマ: 「女性の活躍」ってなに?
(通常のぶーれ企画「メタ哲学カフェ」ではありません。)
進 行: 三浦隆宏 (カフェフィロ)
参加費: カフェぶーれでの飲食代実費(300円~)
定 員: 12名(定員に達したので、申込を打ち切らせて頂きました。)
申 込: 不要 (ですが、人数把握のため、事前に参加のご意志がある場合はなるべく参加申込みをお願いしております。)
備 考:
① 哲学カフェ終了後は隣のお店に場所を移してランチ懇親会を予定しています。お気軽にご参加ください。
※また、この日は午後14:30から覚王山にて「哲学パーティ」という催しも開催されております。興味ありましたらこちらもご参加されてみては?)
② 開催場所(カフェぶーれ)はAM11:00開店です。それまではCLOSEDの札が出ていますがお休みではありません。
③ ホテルのロビーは宿泊者用ですのでご利用をご遠慮ください。
④ 参加者皆さまのご許可をいただいて写真撮影(ホームページその他での報告のため)と対話の録音(研究のため)をさせて頂いております。
⑤ 100円程度の寄付を参加者有志からうけつけています。(詳しくはこちらを)
《ご案内》
最近、「女性の活躍」という言葉をよく耳にしませんか。たとえば安倍政権は経済成長戦略の柱の一つとして「女性活躍推進」を掲げ、主婦の再就職支援などに国として取り組もうとしています。 女性や高齢者の労働参加率が改善しないと、将来の国の労働力人口が2060年には3800万人弱にまで減ると試算されているからです。しかし、女性の活躍=「就労」とは限らないでしょう。 とはいえ、女性の活躍=「家事や育児」という考えも、いまやあまり支持されないはずです。これからの社会で「女性が活躍する」とはどういうことなのか、なにがこれまで「女性の活躍」を阻んできたのか、みなさんと考えてみたいと思います。
《お願い》
哲学カフェの様子
以下の掲示板は次のようにご利用ください。
《開催前》
よろしければ、当日の対話で議論してみたい論点や質問してみたい疑問などの提案がありましたら、こちらにお書き込みください。匿名にして当日の配布資料にさせて頂いたり、進行の参考にさせて頂くかもしれません。
《開催後》
カフェの最中に言い足りなかったこと、言い損ねたこと、カフェが終わった後から思ったこと、など。もしありましたら、気楽にお書き込み下さい。
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山方 (金曜日, 05 12月 2014 04:19)
「女性」とは何か・誰か?抽象的に考えるのが哲学と思われがちだけれど、(1)女性について
「女性」ではあまりに抽象的過ぎて空っぽで、解ったような気になり思い込みの応酬をしてしまう原因になるのではないかと思います。それは個々の女性のアイデンティティや社会的な役割や社会的位置を捨象しているから、言い換えれば、<女性>を個として捉えていないからではないかと思います。
「性同一性」の問題を横に置いても、一度「女性」がどれだけ豊かかこの言葉が指し示す対象の多様性の一部を列挙してみます。
就労・賃労働をしているとしても、その働き方の区分だけでも以下の通り。
◆フルタイム/パートタイム
◆所得が高い/中間/低い◆非正規雇用か正規雇用か(派遣、パート、アルバイト)◆経営者/管理職/従業員◆失業状態◆ブラックバイトやブラック企業で勤めている
※当然、◆家事手伝い(家事は労働という見方もあります)/学生(勉強は労働という見方もあります)、「何もしていない」ということも問い直せます。
結婚を巡っても多様です。
◆既婚か未婚か ◆夫婦共働きか/シングルか ◆子どもがいるか/いないか
◆シングルマザー◆離婚経験者◆DINKS(ダブルインカム・ノーキッズ)◆ステップファミリー(再婚)か
③年齢および世代 80代、70代、60代、50代、40代と生まれて育った時代の教育環境、社会状況が異なると生き方の常識も生き方の選択の制約も異なります。夫婦関係、親子関係、家族観が異なります。
◆日本全体が貧しかった時代/豊になった時代 ◆バブル世代/ロストジェネレーション世代
④外見 美人が得かという身もふたもない話です。ルックスがいいのか悪いのか。性的魅力があるのかどうか。
⑤女性の釣書 結婚市場で何が通用するのかは多様ですが
◆学歴◆教養?(茶華道・芸事)◆所属企業◆家族(シングルファミリ-への差別と偏見があります)
⑥教育歴
◆情報を入手する力や機会があるか
⑦家族内役割
◆家事負担◆育児◆介護(遠距離介護、介護離職、息子介護、兄弟姉妹の確執、◆嫁か姑か◆嫁と姑の関係性◆兄弟姉妹の関係性(序列)
⑧性格(一括りにしていいか)
◆外向性と内向性◆友人、知人の多少
と、一部をなぞっただけでも「女性」は多様です。半径5メートルの周囲で見聞した女性を一般化して話をすると、混乱します。
◆家族がいるか ◆家族(親・親戚)からの支援(人的・金銭的)が得られるか
⑨生と生殖の自己決定権について
子どもを産むか産まないかは女性が決定することに対する社会的合意
◆女性は子どもを産む機械であると言ってのけた大臣がいた。出生率を数値目標化した政策にもなりました。女性の活躍とは産むことも込みでしょうか。
◆閉経した女性をババアとして、生きている意味がないと言ってのけた元都知事がおられます。閉経したら「女性」でなくなるのでしょうか。
(2)不可視となった「男性」
①なぜ「男性の活躍」も同時に挙げられないのか?
②男性はどこにいるのか?
③「女性」と「男性」を入れ替えてみる
④男性からみた「女性」と<女性>からみた「女性」のズレ
<2>「活躍」に関する問い
「活躍」と①主語が無い②体言止めである
なのが微妙だと思います。活躍とは「目覚ましく活動すること(目を見張るほど立派に活動すること)」とした場合。
国家が主語であるならば、「女性は〇〇のように活躍すべきである」と女性の生き方を奨励し、狭め、拘束する新しい規範が作られようとしている可能性というか方向性になる恐れがあります。「期待される女性像」は時代によって様々です。このような時は、「活躍」で省略されている「活用語尾」を足してみると面白いと思います。
※「女性の活躍」ではなく「女性の活用」としていた。「活用」とは「活用語尾」の意味ではなく、「モノや人の機能・能力を十分に生かして用いること」だそうですが、国家の使用人であるかのような女性視は時代錯誤か失礼な話ではあります。
活躍する (女性/女性以外)活躍させる・活躍させたい
(女性)活躍できる・活躍したい・
活躍しない (女性/女性以外)させない・させたくない
(女性)できない・したくない
長文になってきたので、後は少しだけ
(1)普通の「活動」では何故ダメで「活躍レベル」まで求められるのか?
(2)活躍している分野はどこか
①「公」いわゆる「男女共同参画社会基本法」がカバーする自治会・町内会の役員、審議会のメンバー、議会(地方公共団体・国会)の議員などの女性の率、学校ならば教頭・校長に任用されている女性の率などの指標もある。
②「市場」「民間」であれば、男女雇用機会均等法のように、採用・研修・昇進・給与・配置・待遇などで、平等に扱われているか
③「私」 夫婦、家族(性・妊娠・出産)など
・人口減少対策として「合計特殊出生率の数値目標化」の是非
・福祉政策として、女性の家族介護や育児をあてにしているか否か
④「公共」・・・NPO/ボランティア
・女性のジェンダーとして「ケア」をあてにしているか。実際この分野での女性の活躍は目覚ましい。逆に言えば男性は活躍していない。
(3)「活躍すること」は良いことか?ハードワークではないか?
・さっさと退職して悠々自適は夢か?
・働けど働けどなお暮らしは豊かにならない競争至上主義はよいのか
・レクリエーションや余暇を楽しむ活躍はダメか?
・「活躍したい」人はよいが、したくない人は息苦しいか
当日はジェンダーも話題になるかもしれません。
いずれにせよ、抽象的に考え、言葉が上滑りになる前に、女性一人ひとりが多様な生き方や価値観を言葉にすること、男性は異性として、女性も同性として
耳を傾け、一人ひとりが自分の生き方を納得して生きていける制度設計のもとで障害となるものを克服することこそが、「女性の活躍」政策にあって欲しいと思います。
前提 アベノミクス 成長戦略 労働力不足 外国人労働者、女性、高齢者の「活用」
景気をよくするため デフレ脱却
第一の矢
第二の矢
第三の矢
(1)女性は活躍していないのか?
狭義では、分野がある。
・・・・賃金など対価がある経済活動で活躍していない。
企業活動などで、採用、昇進、昇格、昇級、研修などで
低く評価され低い待遇を受ける
(1)男性は活躍しているのか、活躍させなくてよいのか?
(2)女性が活躍するとは
男性社員と同じように扱う
「権利」と「義務」も
男性並に働く(転勤、長時間労働、管理職)
超過労働時間に耐える、サービス残業
(3)類義語 「活用」
資源として、さらにいっそう利用する・・・・という意味
●モノや人の機能・能力を十分に生かして用いること
ちなみに
「活躍」とは 目覚ましく活動すること
女性の従来の生き方や「働きか方」「活躍」を評価していない。
ジェンダー
○家事・・・無償 ハウスキーパー
○育児
○介護
(4)政治分野で「活躍」が期待されているのか?
○結婚して欲しい
○子どもを産んで欲しい
○人手不足産業で働いて欲しい
主かパートは別として?
○介護
オーバーワーク?
(5)地域活動分野で「活躍」が期待されているのか?
(6)保育所
(7)ライフワークバランス
(8)SOHO サテライトオフィス/ホームオフィス
(9)育児休暇
(10)介護休暇
(11)社会参加
(12)男女共同参画社会
(13)目指されている社会像は?
夫婦共働き、低賃金、世帯所得志向
ぎりぎりまで働く夫婦、ハードワーク、特に女性
仕事も、家事も、育児も、介護も・・・・
(14)他の政策との関連
(15)シングル女性が生きにくい生き方?
(16)人口減少社会対策
◆生産労働人口減少対策 高齢者も定年延長/外国人労働力の移入
(17)巻き込まれて、跳ね返すことは可能か?
ミリタリーデモクラシー
「企業戦士」となることで、企業で男女対等の地位となる
社会的地位をあげるチャンス
(18)問われているのは男性なのではないか?
男性が従来の女性が活躍してきたフィールドで活躍する社会は必要ないのか
◆息子介護 ◆介護離職
◆イクメン
(19)財政政策
○労働者増加 → 税収増加 → 外国人労働者を入れない(国粋主義)
○専業主婦の否定
(20)シャドウワークの評価
将来像は?
夫婦ともばたらき、賃金は半分に、結婚、出産、育児、介護
猛烈に働く
何のため?
誰のため?
山方 (金曜日, 05 12月 2014 04:23)
長文化するので、削除したつもりのものが、後半に追加されてしまいました。
本来ないものでした。よみづらく意味が通りませんね。すみませんでした。
落合だいもん (土曜日, 06 12月 2014 22:13)
確かに抽象的なテーマなのに具体的な例え話が必要で、そこを行ったり来たりして終わってしまいそう。
女性の活躍について、
「活躍した人」の女性的要素のことなのでしょうか。
「女性の」と言った時点で男性との対比にならざるをえないと思います。
そうなると女だてらに活躍した話、女性が活躍するには、といったテーマになりそう。
女性そのものなのか、個人の女性要素なのか、どの意味で活躍なのか、冒頭である程度指針を決めておかないと、ぼんやりしそうですね(・ω・)ノ
はまだ (月曜日, 08 12月 2014 00:13)
午前のぶーれには都合が合わず、残念でした。
午後のパーティ、とても楽しかったです。
美味しいケーキや飲み物を準備してくださったり、
会場を素敵に創ってくださったスタッフのみなさま、お世話様でした。
ありがとうございました。
イベントを通して語り合いがますます深められるのはとてもいいと思います。
パーティのコメントを書く欄が見つけられなかったので、こちらで失礼致しました。
みうらた (月曜日, 08 12月 2014 17:12)
はまださま
こちらこそ、ご参加いただきありがとうございました。
会場の飾りつけやケーキ・飲み物のセレクト等は学生4人に任せておりましたので、彼女らもはまださんの感想を喜ぶことと思います。
楽しかったのは我々主催側も同じですので、あの場に来てくださったみなさんすべてのおかげですね。
今回は試験的なものでしたが、これからも通常の哲学カフェ以外に「哲学お花見」や「哲学ハロウィン」など、季節に応じたさまざまな対話の場を開いていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。